整形外科

診療・各部門

概要と特徴
●整形外科は運動器に関する諸問題について診断・解決を図る診療科です。
●具体的には、生まれつきの先天異常・若年者の外傷やスポーツ傷害から高齢者の加齢性変化、骨粗しょう症、四肢の骨・軟部腫瘍、関節リウマチを始めとする膠原病、感染症まで広範囲を担います。

●診療方針:エビデンスに基づいた治療を十分な説明と同意のもとに行います。
①人道を尊重し、博愛の気持ちをもって医療に取り組みます。
②十分なインフォームドコンセント(説明と同意)の下、安全・確実な医療を提供します。
③医療や医学を通じて社会に貢献します。
④臨床を通じて生じた疑問を学会等で発表し、未解決な問題に取り組みます。

取り扱う主な疾患
・脊椎疾患(頚部の痛み・上肢の痺れ・痛みの原因となる疾患:頚椎椎間板ヘルニア・頚椎骨軟骨症や靭帯骨化症など。腰痛・下肢の痺れ・痛みの原因となる疾患:椎間板障害・変形性脊椎症・脊柱管狭窄症・椎体圧迫骨折など。)
・関節外科疾患(関節痛の原因となる疾患:肩腱板・関節唇損傷、膝半月板、十字靭帯損傷、軟骨摩耗による変形性関節症、外反母趾など。)
・手外科(骨折・腱鞘炎・末梢神経障害など。)
・その他、外傷、骨粗しょう症、関節痛から発症する膠原病、骨・軟部腫瘍・感染症など

当科を受診される方へ
医療が高度化し専門化・分業化がますます進んでおりますが、日々、自らの知識・技術をアップデートしながら、コマーシャリズムに左右されない「地に足のついた医療」を提供したいと考えております。診療内容に関しては、以下の資料をご参照くださいますようお願いいたします。 また、現在常勤医師が不在となっており、手術加療については近隣の病院にお願いしています。

資料ダウンロード(診療内容について)
骨粗しょう症の治療(PDF)
関節リウマチを始めとする膠原病の診療(PDF)
骨・軟部腫瘍の診療(PDF)
感染症の診療(PDF)

当科へ患者さんをご紹介いただきます地域の先生方へ
我々は運動器に関する諸問題を解決致します。的確な診断のため、X線、超音波、CT、MRIなどの必要な検査を行います。その結果に基づき、患者さん・ご家族、ご紹介いただきました地域の先生とご相談させていただいた上で、最適な治療方針をご提案致します。お急ぎの場合は、当院患者総合支援センター(直通電話 0743-53-0086)までご連絡いただきますようお願い致します。

臨床研究について
当院は、病気の原因や病態の解明・病気の診断や予防方法など患者さんの生活の質(QOL)の向上や健康の促進を目的とした「臨床研究」を実施しています。ご参加いただけない場合でも、以降の診療における不利益は一切ございませんのでご安心ください。

患者さんに臨床研究の参加をお願いする臨床研究
内容については、このホームページ上でその詳細を開示させていただき、その上で、異議のある患者さんからの不参加を申し出ていただく方式(オプトアウト)とさせていただきます。
日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究について

診療データのみを収集する臨床研究
診療データの利用を望まない場合は、当院の実施診療科までお知らせください。検査結果や診療情報は統計として処理・解析されるため、個人を特定できることはありません。臨床研究で使用する情報は厳重に管理され研究目的のみで利用されます。

当院は予約診療です。
各曜日の外来担当医は外来担当医表でご確認ください。

外来担当表
  1診午前
川田 交俊
  2診午前 一柳 和希
富和 清訓
宮本 哲也 川西 弘一

2025年1月