診療・各部門

職場紹介
職場紹介
3階東病棟 (60床)
令和7年6月より、外科系(消化器外科・泌尿器科・眼科)病棟と産婦人科および産婦人科外来が一体化となりました。
消化器外科・泌尿器科・眼科
消化器外科・泌尿器科・眼科の混合病棟です。看護師はとても明るく活気があり、手術前から退院までの周手術期看護を実践しています。がん患者様には手術療法のみではなく化学療法を認定看護師とともにサポートします。終末期の患者様には患者様及び家族様に寄り添う看護の提供をモットーに日々、努力しています。

産婦人科・新生児・内科一般
アドバンス助産師を取得した経験豊富な助産師が多数在籍し、専門性を活かした周産期看護を実践しています。産婦人科外来とも一体化しており、妊娠・出産・育児と切れ目のない支援を提供しています。妊娠・出産・育児だけでなく、疾患に対する治療や療養などすべての女性のライフステージに関わることをモットーに日々、努力しています。

4階西病棟 (40床)
地域包括ケア病棟
急性期治療後に病状が安定した患者さんに対して、在宅療養や介護施設への復帰に向けた医療や支援を行う病棟です。治療後すぐに在宅療養に戻ることに不安がある患者さんに、もう少し入院療養を継続していただきながら、医師・看護師・理学療法士・言語聴覚士・管理栄養士・ソーシャルワーカーが連携して「治療の継続と経過観察」、「在宅復帰に向けた環境調整」、「生活リハビリ」を行い、安心して退院していただけるように支援します。リハビリを目的とした集団レクリエ―ションをしたり、患者さんに協力して頂きながら壁飾りを作成したりしています。

5階東病棟 (60床)
消化器内科・循環器内科
消化器・循環器を中心とした内科病棟です。
消化器疾患は内視鏡治療の発展とともに、診断だけでなく治療・手術までできるようになり、検査前から治療・手術後にいたるまでの観察やケアに関して高い看護技術が求められます。内視鏡室の看護師と連携をとり、継続したケアで内視鏡検査や治療を受けられる方への不安軽減に努めています。
また循環器内科では、虚血性心疾患に対してカテーテルを用いた診断や治療を行っています。医師・看護師・薬剤師・理学療法士・ソーシャルワーカーなど多職種で連携し患者・家族に寄り添う看護を実践しています。


外来
当院の外来は18診療科で運営されています。通常の診察以外に外科・泌尿器科・眼科においては外来手術も行っています。また検査部門では、心臓カテーテル・腹部アンギオ・内視鏡検査の介助を担っており、幅広い技術や知識を習得できます。内視鏡検査においては上部・下部内視鏡合わせて年間3000件の症例があり、内視鏡技師を取得した看護師が在籍しています。今後も内視鏡検査・手術はその範囲が拡大されていく分野ですので、内視鏡看護師の育成には力を入れています。
外来看護師は、症状があり不安を抱えて来院した患者さんに安心と安全を提供し、救急で搬送された患者さんには症状の緩和や異常の早期発見をすることが重要な役割です。また通院で治療をされている方の多くは、療養相談による健康管理が必要であり、当院には糖尿病看護認定看護師や糖尿病療養相談士が在籍しているため、糖尿病療養相談の看護外来も行っています。私たちは、地域の開業医や介護施設と連携を取りながら先進的な治療も行いつつ、患者さんが住み慣れた地域で生活ができるような看護が提供できるよう日々努力しています。

手術・中央材料室
手術・中央材料室では手術室が5室、年間手術件数は約1300件あります。主な診療科は、外科・泌尿器科・産婦人科・眼科・整形外科・循環器内科の6診療科です。
私たちは、手術を受ける患者・家族さま一人ひとりに寄り添う「周術期のパートーナー」として、術前の麻酔科診察から、術前・術後訪問、術中のサポートまで、一貫したケアを行っています。ただ手術に立ち会うのではなく、患者さまの「不安」や「緊張」に耳を澄まし「安心」へと変えていく、それが私たち看護師の役割だと考えています。
一方、中央材料室では「見えないところから命を守るプロフェッショナル」として器材の洗浄・滅菌を行い、手術の安全と感染予防を支えています。
医師・麻酔科医・薬剤師など多職種と連携し互いの専門性を尊重し合いながら「ベストな手術」を目指し日々協働しています。


健康管理センター
健康管理センターでは主に健診事業を担っており、院内とバス健診を合わせて年間約2万6千人の受診者が健康診断を受けています。その中で保健師・看護師は、健診業務や保健指導に従事しています。保健指導は、計測値や生活習慣の聞き取りを丁寧に行い、受診者一人ひとりに合わせた指導を行っています。また、病院併設の健康管理センターである特徴を活かし、健診結果で要精査・要治療となった受診者を対象とした「パック外来」も行っています。
健康診断以外でも、「まちの保健室」や「健康教室」を開催しています。日々の健康や生活習慣に対する悩み相談、テーマに沿った講座、レクリエーションなどを定期的に行い、地域の方々への啓蒙活動を積極的に行っています。
次年度もここで健診を受けたいと思っていただけるよう、親切丁寧な接遇と、安全で良質な健診に取り組んでいます。

大和郡山病院附属訪問看護ステーション
訪問看護とは、病気や障がいがあっても住み慣れた地域やご家庭でその人らしく療養生活を送れるように、看護師が利用者様のご家庭に訪問させていただくサービスです。かかりつけ医の指示により、病状や療養生活を専門的な視点で見守り、適切な判断に基づいてケアとアドバイスを提供し、安心して在宅での療養生活が送れるように支援いたします。
また、病院と同じような医療処置も在宅でうけることができ、最期まで在宅で過ごしてもらうことも可能です。私たちは24時間365日で体制を整え、利用者様の望む場所での暮らしを支えます。

患者総合支援センター
患者総合支援センターは、「地域と病院」・「患者さんと暮らし」など様々な場面での「連携」を図ることが主な仕事です。
「地域と病院」では、①病診連携による紹介・逆紹介患者の窓口 ②地域の医療機関・介護関係機関や行政からの受診や入院相談 ③セカンドオピニオン ④入退院調整 ⑤各種社会福祉制度(介護保険・福祉制度・介護サービス等)に関する相談 ⑥在宅療養者の入院・相談 ⑦CT・MRI・内視鏡等の検査予約を行っています。
「患者さんと暮らし」では、看護師・社会福祉士が患者さん・ご家族の入院前後の療養上の心配事や不安なこと、希望などを一緒に考えながら生活環境を整え、患者さんが住み慣れた地域で療養し、自分らしい生活が続けられるよう様々な角度から支援を行っています。
